長崎けやき医院は、在宅療養支援診療所です。

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2021年2月の勉強会

今日は2月11日建国記念の日です。

『日本書紀』に「神武天皇が橿原の宮に即位の日」と記されている

紀元元年正月一日を、新暦に換算した祝日とあるそうです。

戦前には「紀元節」と言われており、梅の花の咲き始める時期でもあり「梅花節」ともいうそうです。

祝日について歳時記で勉強してみました。

今年はコロナ感染症も流行により、集合での勉強会に置き換わり、リモートでの勉強会が次々と開催されています。

刻々と変わる状況変化のスピードに勉強し対応することが求められています。

2021年2月7日に行われた長崎大学地域包括ケア教育センター主催で長崎県の医療機関参加の

「患者の意思を尊重した意思決定のための相談員研修(E-FIELD)」に長崎けやき医院も

医師、作業療法士、介護福祉士、介護支援専門員がリモートでのグループワークも

行いながらの研修に参加しました。

この研修は「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」

に沿ってその実際の進め方についてを事例をもとに協議しながら学んでいくというものでした。

医療やケアを行う上で、患者さんの本当の希望をどのように確認していくのか、段階を踏み

繰り返し確認することや、ご本人が言葉で意思表示できなくなったときにどうするかなど、

患者さんと向き合う姿勢について学ぶことができました。また課題として、実際の場面での

対話の訓練が必要だと感じました。

グループワークの中での気づきもあり、とても有意義な研修でした。

当院は19床の有床診療所で規模が大きくないからこそ、お一人お一人の患者さんと丁寧に向き合いながら、

患者さんの意思を尊重した医療・ケアを進めていきたいと改めて誓いました。

←研修会の様子です。IMG_0082 (2)

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