長崎けやき医院は、在宅療養支援診療所です。

home > 医院について > ブログ > 2012 > 3月

3月2012

メイクアップボランティア活動報告(ディケアにて)

春もあと少し、桜の花開くのも近づいてきました。

当医院のディケアでは、毎年お花見を予定して、

桜見物に出かけます。

今年も皆さん楽しみにしておられます。

★先日、2012年3月12日にディケアでは、

お化粧のボランティア活動が行われました。

ディケアの利用者さんや、入院患者さんへ、ボランティアの方(4名)がお化粧をして下さいました。

普段、なかなかお化粧をされない方もお化粧をしてもらい、美しく変身していました。

最初は恥ずかしがっていた人も化粧が始まると積極的に参加され、

ボランティアの皆さんの声かけと笑みで嬉しい楽しいひとときを過ごしました。

60代の入院患者女性は入院中化粧ができないので

お化粧でよみがえったと大変喜んでおられました。

機会があれば今後も続けてほしいと話されていました。

男性職員も眉毛をそろえてもらい眉書きをして変身しましたが、

患者・職員に気付かれずに本人は残念がっていました。

カメラで撮影していると素顔からお化粧で変わる時、

表情は穏やかになり笑みがこぼれる変化を写真に撮りました。

お化粧を通じて心のリハリビ効果に大きな力になり入院患者もディケア利用者も

生き生きと変化する自分の顔を見ながら蔓延の笑みを浮かべ至福の時間を過ごしました。

患者さんからメイクアップボランティアの定例化の声が多くよせられました。

四名のボランティアの皆さんにはお忙しい中、夢と元気を与えていただき

紙面をかりまして厚くお礼の言葉にかえさせていただきます。

ありがとうございました・・・・お疲れ様でした!

次回のメイクアップボランティア教室を患者はじめスタッフ全員心待ちにしています。

痔の注射療法はじめました! <ジオン(ALTA)注>

当医院にて痔の注射療法が出来るようになりました!

今回、投与する予定のお薬は「ジオン(ALTA)注」という注射剤で、

脱出を伴う内痔核(排便時に出てくる、あるいは普段から出たままになっているようないぼ痔)

に対して、注射による治療を可能にしたものです。

ジオン注による治療法とは、「脱出を伴う内痔核」にジオン注を投与して

痔に流れ込む血液の量を減らし、痔を硬くし、粘膜に癒着・固定させる治療法です。

痔核を切り取る手術と違って、痔核の痛みを感じない部分に注射するので、

「傷口から出血する」「傷口が傷む」というようなことはなく、

日帰りでの治療が可能になりました。

<< ジオン注の有効成分 >>

○硫酸アルミニウムカリウム水和物 ・・・ 出血症状や脱水症状を改善する。

○タンニン酸 ・・・ 硫酸アルミニウムカリウム水和物の働きを調整する。

<< 投与方法 >>

ジオン注をひとつの痔核に対して4ヶ所に分割して投与します。

これは痔核に薬液を十分に浸透させるための方法で、四段階注射法といいます。

複数の痔核がある場合には、それぞれに投与します。投与後しばらく点滴を続け、

麻酔の影響がなくなるまで、安静にする必要があります。

ジオン注を投与すると、投与後の早い時期に痔核へ流れ込む血液の量が減ります。

そして、出血が止まり、脱出の程度も軽くなります。その後投与した部分が次第に小さくなり、

引き伸ばされていた支持組織が元の位置に癒着・固定して、脱出が見られなくなります。

≪ジオン投与後≫

ジオン注投与の翌日、投与した部分や肛門周囲の状態を診察するために受診します。

この治療法は、痛みが続く・出血・排便がしづらくなる・熱が出る、などの好ましくない

作用があらわれることがあるため、定期的に通院して頂く必要があります。

通院・診察のめやすは5~7日後と1ヶ月後です。

このめやすは、処置した痔核の数や大きさなども含めて患者さんの症状により異なります。

※詳しくは当医院外来受付までおたずねください!

TEL  095-840-5111

▲ページのトップに戻る