けやき医院で働くスタッフの紹介④
濱岡 直己:通所リハビリ 介護福祉士
切れ目のないリハビリテーションの必要性
介護福祉士として、集団体操やレクリエーションを行っています。以前働いていたのは入院設備が無い施設で、ケガやレスパイトなどで利用者さんが一時的に入院する場合は他院に入院せざるを得ませんでした。退院後に通所リハビリを再開した際に、入院前~入院中~退院を通しての利用者さんの気持ちの変化を退院サマリーだけで把握することは難しく、気持ちを考慮したリハビリの実施に困難を感じていました。
有床診療所である当院は、一時的な入院が可能で、入院時も慣れ親しんだスタッフが関わることができます。それによって、利用者さんやご家族の安心につながるとともに、利用者さんの心身の状態の継続した把握・切れ目のないケアができることが魅力だと思います。
一人一人の生活に寄り添ったサービス提供をしたい
個々人の生活環境をしっかり把握し、何に不安や不便を感じているのかを知り、サービス提供につなげることが大事です。そのためには、プログラム開始前や昼食後の隙間時間に利用者さん一人一人にお話をさせてもらい、「このスタッフなら色々話せるなあ」と思っていただけるようにしています。
幅広い知識、深い知識を得られる場
院内の抄読会、地域での多職種合同の研修会への参加などで、自分だけでは勉強することが難しい幅広い知識を得られます。また、自分で題材を選んで学んで発表する場(抄読会)があることで、興味がある内容を深く掘り下げて学ぶ貴重な機会になっています。